お墓の正しい買い方
安くても、石は石だろう、大差ないだろうと素人判断して、値段だけでお墓を選ぶのは、まちがいです。
それぞまさしく、浅墓(あさはか)というものです。
お客様の「素人目」は同じように見える墓石でも、品質には差があります。
1〜2年後に変色したり、ツヤ落ちしたり、欠けたり、ヒビが入ったりするような低品質の安い墓石もあります。
お墓は一生一度の買い物です。
簡単に建てかえたりするものではありません。
だからこそです。
お客様がお墓の買い方をまちがえないようにと願って、お墓の正しい知識をご案内します。
そもそもなぜお墓を建てるのか?
どういうお墓が、よいお墓なのか?
信頼できる石材店を選ぶこと
よい石材店の選び方
契約調印の前に石材店に行くこと
価格の価値判断
石の種類
石の色
石の形
お墓の大きさ
大きいお墓がよい、小さいお墓は悪いというものでは全くありません。
大切なのは、死者への供養の心を込めて作られたか否かです。例え小さくとも、心のこもったお墓であれば、気に入った石種で、ご予算に応じてお作りになられたら良いと思います。
お墓に刻む文字
お墓を建てる時期
先前墓(寿陵墓)の考え方
お墓の方角
ニューデザイン墓石
江戸時代から継承されてきた規格型三段墓石に対し、現代人にマッチした祈りの造形として作られる新しい形の墓石のことを総称してニューデザイン墓石といい、近年急速に普及しています。
欧米では、昔からひとつひとつ形の異なるお墓を建ててきましたが、日本ではどんなに個性的な生き方をされた方でも、亡くなれば、画一的な没個性の規格型のお墓に祀られてきました。
その背景にあったものは、仏塔としてのお墓があったからですが、その意義が薄れ形骸化したことに加え、死者の供養塔としてのお墓、家族の死後の住まいとしてのお墓、この世に生きた証としてのお墓といったように「求めるお墓が多様化した」ことによって、想いを込めた個性的なお墓作りがなされる時代になったようです。